今回の西日本豪雨により、倉敷も真備町を中心に甚大な被害をうけました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますと共に、一刻も早い回復と復興を心よりお祈り申し上げます。
今回はトゲなどが刺さってしまった場合について、スタッフの体験談を交えてお話します。
5月の終わりに海で遊んでいた時のことです。
まだ水に入るのは時期が早いので、砂浜で遊んだり、貝殻を集めたりして過ごしました。
流木などで遊んでいたせいか、娘が「トゲが刺さった」と指を出してきました。
見ると、黒い木片のような物が5㎜程度刺さっていました。
どうにかして取ってやろうとするのですが、見た目より深いのか全く取れません。
家に帰って毛抜きで試みたのですが、痛がるばかりでどんどん奥へ入ってしまいました。
そこで院長に診察して取って頂きました。
少し痛がりましたが、ものの1~2分で綺麗にトゲはなくなり、その後痛がったり化膿するようなことはありませんでした。
トゲが刺さった場合無理に自分で取ろうとすると、さらに深く入ってしまったり、中でトゲが崩れてしまったり、使った器具や手の細菌に感染して化膿してしまったりします。
小さな子供で自宅で抜くのが困難な場合、無理に抜こうとして痛い思いをさせてしまうと、恐怖心から病院に来た時には患部を見せてくれなくなったり、暴れたりして診察が困難になることもあります。
今回の被災により、被災者の方、ボランティアの方など多くの方が復興に向けて、様々な作業をされております。
ちょっとした傷でも、被災地では様々な菌が蔓延しており、患部から入り込む可能性もありますので、
異変を感じられたら我慢せずに早めに医療機関に相談されることをおすすめします。
連日、猛暑が続いております。
くれぐれも、お体にはお気をつけくださいませ。