コラム

 
2017.12.08

ワキガ治療について

ワキガ治療について

誰にも相談できず、悩んでいる人も多い「ワキガ」。
ワキガは治る病気なので、ぜひご相談ください。

ワキガの保険適用について
臭いがきつい、下着が黄ばむなどの症状があり、形成外科医が治療を要すると認めた場合、病気と認められ、保険診療で手術を受けられます。
ただし、多くの医療施設では、健康保険を積極的には適用しておらず、保険下で手術を受けられるかどうか、事前に確認が必要です。
一方、美容を目的とする美容外科ではめったに保険が適用されません。

具体的に、どんな手術をするのか?
手術にはさまざまな方法がありますが、保険診療になるのは「切開法」です。
脇の皮膚を薄く切りはがし、目で確認しながらアポクリン腺(臭いのもと)を取り除きます。
手術時間は1時間ほど。ただし、切開法はトラブルの多い手術でもあります。

 

切開法以外には?
IPL(フォトフェイシャル)脱毛法は、毛に含まれるメラニン色素にしか反応しない光のエネルギーを毛根に当てる方法です。
肌に優しく、十分な脱毛効果を得られることで近年、注目されています。他にも古くからある超音波吸引法、電気凝固法などがあります。
熟練した医師、手術の丁寧な医師を選んでください。

保険適用の手術費は?
切開法の保険点数は、両脇手術で13,740点と決まっています(片脇6,870点)。手術費は137,400円(1点10円換算)で、3割負担の方は41,220円です。薬代を含めても43,000円程度です。