コラム

 
2017.12.08

老人性眼瞼下垂の手術には健康保険が適用されます

老人性眼瞼下垂の手術には健康保険が適用されます

加齢とともに上まぶたが垂れ下がってきた…
そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
それは、「眼瞼下垂」という病気かもしれません。

老人性眼瞼下垂とは、どんな病気か?
まぶたを閉じるのは、目の周りにある眼輪筋ですが、逆にまぶたを開くのは、上まぶたにある眼瞼挙筋という筋肉です。
このまぶたを持ち上げる筋肉の働きに問題があるために起こるのが、眼瞼下垂です。
生まれつきの先天性と、老化などによる後天性があります。
眼瞼下垂の人は、額にある前頭筋で眉をつり上げて物を見ようとするのが特徴です。
そのため、「眠たそう」「目つきが悪い」など周囲の人からは誤解されやすいのです。
70歳代の患者さんが最も多いのですが、最近では40、50歳代も増えています。
コンタクトのハードレンズを長期間装着していることも、よくないと言われます。

後天性眼瞼下垂の場合、どのような手術を行うか?
局所麻酔をして、二重まぶたの人はその線上を切開し、一重まぶたの人はまつげの際を切開します。
そこから眼瞼挙筋を縫い縮めます。手術は約1時間程度です。

手術費は健康保険も適用される
手術費は、目安として片方のまぶただけなら72,000円。両方なら2倍の144,000円。健康保険制度の下ではその3割が自己負担になります。70歳以上の人なら1割負担なので、両方手術をしても14,400円です。

術後のケアは?
手術直後からまぶたがしっかりと開き、視界が広がります。眼輪筋があるので、開きっぱなしになる心配はありません。
自宅でのケアは2週間ほど消毒し、軟膏を塗る程度です。
ただし、個人差もありますが、腫れが引くまで1~3ヵ月かかります。寝不足だけでもまぶたは腫れます。
それだけデリケートな部分というわけです。